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【ミリオン】アイドルマスター ミリオンライブ!アニメ化するってさ

ミリオンアニメ化に関して期待してる事とか

先に謝っておくと、周年イベの合間に書いた記事なので頭が回ってません。そのためすっごい雑な記事になってるかもです。ごめんなさい。

 


『アイドルマスター ミリオンライブ!』アニメ化プロジェクト始動ムービー

 

みんな待ってたミリオンライブのアニメ化が発表されてはや数日、じわじわと実感が湧いてきた頃な訳でまあ周年イベを走りながら色々と考えたのでだらだらと書いていきます。

ミリオンライブにおいてアニメ化は悲願でした。アイドルマスターの他のコンテンツのアニメ化までに掛かった日数を比較するとその差は明白です。

ミリオンライブがプロジェクトとして始動した日、つまりGREE版ミリオンライブ!のサービスが開始したのが2013年2月27日。そしてアニメ化が発表された生配信が2020年7月4日。実に7年4か月と7日、日数換算で2684日目の悲願達成となりました。

765のアニメ化が初代アーケード版稼働から換算して1994日、シンデレラがサービス開始から859日、SideMが941日だったのに対して非常に長い時間をかけての達成となりました。

今までもミリオンが全くアニメになっていない訳ではなく、ショートムービーではありましたがローソン破壊PVでおなじみの4thライブで公開されたアニメPVや、輝きの向こう側へ(劇場版)のようにミリオンのメンバーが登場するアニメーションは存在していました(4thPVはここに掲載しませんがニコニコ動画などで検索すると出てきます)。ただTVアニメになるのは今回が初めてです。

そもそもどうしてミリオンがTVアニメになるのにこんなに時間がかかったのかは私は関係者ではないので分かりませんが、しっかりとした理由があると思っています。

この先に書くことはあくまで私の考えであって公式の見解ではないという事はご了承ください。また設定を統一するためにグリマスではなくミリシタの時空のストーリーを用います。

その前に

ミリオンライブをあまりよく知らない方向けの解説項目です。知っているという方は次の項目まで飛ばしてください。

ミリオンライブ!というコンテンツはアイドルマスターの中でも極めて特殊で非常に複雑な事情を抱えているコンテンツです。

ミリオンライブに登場する彼女たちアイドル52人は765プロというプロダクションに所属するアイドルです。この765プロというプロダクションはミリオンライブが初出ではありません。もっと過去、初代アーケード版のアイドルマスターから存在していた設定です。

そんなアーケード版の頃の765プロには10人のアイドルが所属していました。その後複数のゲームを通じて765プロには、計13人のアイドルが所属することになります。この13人が現在の765PRO ALLSTARS(765AS、以下AS組)と呼ばれるアイドル達に値します。

私は先ほど765プロには52人のアイドルが所属していると言いました。そうつまり以前から居た13人のアイドル達のもとに39人のアイドル(MILLIONSTARS、以下シアター組)が新たに登場したコンテンツ、それが「アイドルマスター ミリオンライブ!」です(正確には2013年のサービス開始時には計50人、のちにミリシタ開始時に2人増えたのが今のミリオンライブの52人となっています)。

13人のAS組は先に765プロとして成功を収めたシアター組の先輩という位置づけで登場します。ただし年齢が上であるという訳でもなく、先輩だからといって偉そうにしている訳でもありません。彼女たちは基本的に全て平等な関係として描かれいます(ただしこの辺りの設定は曖昧であり漫画版などでは微妙に立ち位置が違ったりします)。

そんな彼女たちAS組は2011年に既にアニメとして描かれています。それがいわゆる「アニマス」と呼ばれているアニメです。

anime.dmkt-sp.jp

アニメとなったのは2011年、ミリオンライブが存在する以前の話です。アニメーションを制作したのはA-1 Picturesです。後にシンデレラやSideM、ミリオン4th記念のアニメーションを制作する事になります。またGREE版のミリオンライブでカードイラストを担当していました。

アニメの内容についてはここでは省略しますがとても面白い内容になっているので、まだ観たことのないという方はぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。

さてこの通称アニマスには続きがあります。それが2014年に公開されたTHE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!、通称ムビマスです。

登場するのはアニマスに登場したAS組、そしてミリオンライブのシアター組から選抜された7人のアイドルです。彼女たちはAS組のバックダンサーとして登場します。バックダンサーだからといって登場シーンが全く無いという訳ではなく、彼女たちは劇場版全編においてストーリーに深く関わってきます。

内容についてはアニマス同様省略しますが、ここで登場した設定の一部は現在も残っていたりするので興味のある方は観てみると良いでしょう。

さてここまで主にAS組のアニメの話をしてきましたが、これはミリオンのアニメ化についての話をするために必須の知識だったため、少し説明を挟ませていただきました。ここから本題に移っていきます。

本題

事実

この記事の上の方で私はミリオンライブはアニメ化するのに時間がかかったのには理由があると言いました。

まず事実として現時点で分かっている事があります。それはアイドルマスター総合プロデューサーである坂上さんが発表時におっしゃっていた事です。

アニメをやっていくという時にアイドルマスターミリオンライブというものに対してモチベーションがあって、アニメって大変ですごいモチベーションが大変なので、その中で次のアイドルマスターを作っていくスタッフっていうのを、無理してやっていくというよりはスタッフが集まった時になんて言っていたらこんなに時間が掛かってしまいました。

今日はようやくこういう形で皆さんに発表出来るようになったので本当に嬉しいと思っています。 

坂上さんが言うモチベーションが何を指しているかは現時点ではよく分かりませんでしたが、坂上さんはもっと重要な事を言っています。「次のアイドルマスターを作る」という点です。

ミリオンライブのアニメはこの「次のアイドルマスターを作る」に合致している部分が現時点で既に分かっています。それはアニメーションが2Dではなく3Dであるという点です。

過去に制作されたアイマスのアニメーション作品は全て2Dによるアニメーションが主体となっていました。しかし今回はPVからも分かるように3Dでの制作となっているようです。

これは制作会社からも分かることで、今回制作を行うのはA-1 Picturesではなく3Dアニメーションを得意とする白組です。先述の通り3Dと得意としており、名の通った劇場作品でもクレジットを確認する事ができます。少なくとも適当に空いていたアニメ制作会社を起用したという訳ではありません。

また坂上さんは「スタッフが集まった時に」とも言及しています。これがどなたの事を指しているのかは現時点では分かりませんが、半端な作品にしたくはないという意思表示にも聞こえます。

よって少なくとも

という事が分かりました。アニメ化に時間が掛かった理由が何となく掴めてきました。筋も通った話だと思います。

しかしもっと深いところまで見ていくと、他にも壁となった理由が見えてきます。ここからは予想も含めながら書いていこうと思います。

予想

人数に関する予想

そもそもミリオンライブがメインに描いている人数は39人と52人どちらなのでしょう。この答えは定義によって変わります。ミリオンライブをシアター組をメインにしたコンテンツと捉えるとその答えは39人になります。MILLION STARS全体をメインにしたコンテンツと捉えると52人になります。

どちらが正しいという訳ではありません。公式に言及された訳でもありません。

つまりAS組はミリオンライブという土台のアニメでどの様に扱うかが難しく、作る側も見る側も頭を悩ませるであろう問題が発生することになるのです。

アイマスに限らずアニメになっている作品を見ると、メインで登場する登場人物は基本的に10人以内に抑えられています。多くても20~25人がほとんどです。

これに対してミリオンライブの登場人物はシアター組のみに絞っても39人居ます。これはどう考えてもアニメで丁寧にストーリーを描き切れる人数ではありません。

アニメは普段アイマスに触れていない人にも触れてもらえる絶好のチャンスです。普段からゲームを遊んでいるのであれば、全てのアイドルをよく知っているかもしれません。しかしミリオンを全く知らない人からすると、いきなり39人もしくは52人出されても困惑するだけでしょう。

アニメを何話構成で制作するのかは現時点では分かりませんが、過去のアイマスのアニメと同じく2クールもしくは1クールで制作するとすれば、既にアニメになっているという理由も含めて間違いなくAS13人を登場させる可能性は低くなるのではないでしょうか。

それどころかシンデレラやSideMのアニメと同様に10~15人に選抜される可能性もあります。個人的にはこの選抜してのアニメの制作は絶対にやってほしくないです。理由は単純で後々、様々な所に格差が生じる可能性があるからです。

であるのならば信号機と呼ばれる3人をメインとして絞って描いた方が内容も濃く描ける可能性があり良いのではないでしょうか。4クール/約52話にして52人無理やり登場させるという方法もありますが、結局どうするのが正解かは人によって考え方が異なり、制作してみないと分かりません。

もし人数を絞った場合、AS組はもしかすると電光掲示板やテレビ内のような背景に登場する可能性もあるかもしれません。

これがミリオンライブのアニメを作る際に壁になったであろうと考える理由の一つです。

世界線に関する予想

2011年制作のアニマス、2014年制作の劇場版では登場人物が現在のミリシタの設定と一部異なる部分があります。その中でも最も面倒なのが律子さんの扱いです。

アイドル「秋月律子」はアニメや過去に発売されたゲームで「アイドル」ではなく「プロデューサー」として登場します。しかし現在進行形でストーリーが描かれているミリオンライブの時空では律子さんは「アイドル」として登場します。

この辺りの設定問題がアニメを制作するうえで非常に面倒になりそうな点です。

また2014年制作の劇場版には7人のシアター組のアイドルが登場します。ネタバレを回避するためにここでは詳しくは記述しませんが、この中の登場人物である「矢吹可奈」はストーリー上であるAS組のアイドルに憧れを持っているという設定で登場します。

しかし現在の時空であるミリオンライブのストーリーを見ると、劇場版と憧れを持っているアイドルが異なるという問題が生じます。

またプロデューサーの扱いをどうするかも面倒な問題です。いわゆるバネPを登場させるのか、させないのかも面倒になる問題です。そもそも765プロに一人しかPが居ないという訳でもなさそうですが…

この3つの問題は解決しようの無いどうしようもない問題という訳ではなく、全く違う世界線の話だとすれば全て解決する話です。ただし全く別の世界線とすると、例の民宿なども出せなくなる可能性があり、何となく少し悲しくも感じます。まあ「新しいアイドルマスターを作る」というコンセプトには合致しているのかもしれませんが…

アニメ化のメリット

まあ今から色々予想しても我々はアニメ制作には関われないので、どうしようもないのですが…ネガティブな予想ばかりしてるのも良くないので、最後にメリット面についても少し考えてみたいと思います。

そもそもアニメになる事の一番のメリットって「全く知らない人に認知されやすくなる」という事ではないでしょうか。昨年鬼滅の刃というジャンプ連載の作品がアニメ化し一気に社会的ブームを巻き起こしました。アニメ化以前も単行本は売れていたのですが、アニメ化後の売れ行きは更に物凄く10倍以上の発行部数を記録しています。

流石にここまでの大きなブームを引き起こすことは出来ないかもしれませんが、良いアニメを制作する事ができれば間違いなく認知度も上がり、もっとミリオンライブを知ってくれる人が増えるはずです。

 また新たなユニットや楽曲がおそらくアニメ内で登場します。アニメ内のユニットや楽曲がミリシタに逆輸入される可能性もあるでしょう。他にもグッズ展開がなされたり、リアル店舗とのコラボレーションなども見込めるでしょう。

 とにかくアニメ化することは今まで出来なかった事が出来るようになり、視界が大きく広がる感じがします。

 


今は今後の動向を静かに見守る事しかできません。ここに記述したことを凌駕するレベルの大作として出来上がってくる可能性もあります。また逆も然り。

ミリオンライブにとってアニメ化の始動は悲願です。どうかこのアニメに関わるスタッフや演者、P、その他関わる全ての方が悔いが残らないように、完全燃焼出来るように、そして素晴らしい作品となりますように…

ここまで長文をお読みいただきありがとうございました。

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